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コラム

側彎、猫背などの身体の変形=(イコール)痛みでは無い話

その他

2021.03.11

極端な猫背、側弯症、ストレートネックなどなど

外観に著しい変形を伴う症状と言うモノは多くあります。

多くは、生活習慣において酷く姿勢の悪い状態で過ごしてしまい

そのままその姿勢が定着してしまったものであるようです。

 

例えば、女性に多く見られる「思春期側弯症」などは

その最たるものではないでしょうか?

 

また、身体における痛みや違和感を避けるためにご本人が

気づかない内に進行してしまう変形もあります。

例えば、右の膝に痛みがあり、そちらに負荷を掛けないように

重心を左の腰に掛けてしまった結果現れた側弯症などの場合では

男性も女性も、ましては年齢も関係なく現れる症状があります。

上記の場合ですと、側彎等の外観上の変形の期間が短い場合は

大本の痛みの原因を回復させることと、硬直化し始めている

骨盤周辺の筋肉や靭帯、脊柱の症状を和らげて行くと幾らかの時間は

罹りますが、ほぼ完全な変形からの回復を遂げることも確認されています。

 

要は、著しく変形した姿勢でいる時間が短ければ回復の可能性が

大きくなりますので、出来るだけ早い内に対処をするべきと

言うことになります。

変形そのものは悪では無い事

中々信じられない話なのですが、明らかな身体上の変形があっても


腰痛や肩コリなどの痛みを認識しない方がいます。


 


長い時間を掛けて身体が丸く、小さくなった高齢の方々の中には


身体に痛みなどの悩みを抱えることが無く過ごされている方がいます。


 


それらの方々に共通することは、たとえ高齢であっても元気に活動


し続けている、と言うことがあるのです。


 


以前見たNHKの人体に関する番組で、レントゲン撮影の結果


膝の軟骨もすり減り、膝関節内で上下の骨が当たっている様に


見られるのに、痛みを感じていない方がいました。


その方は瀬戸内海のとある島で急こう配の坂に段々畑の面倒を見ている方で


畑の収穫を取るためや雑草の駆除などを楽々と行っている姿を


カメラが納めていました。


 


一般的な整形外科の医師の方でも、間違いなく膝関節に異常ありと


診断されるようなレントゲン写真の映像があっても


当の被撮影者の方は痛みを認識しなかった!この事は


ある意味で、側彎などの変形があったとしても、その事が痛みの原因


では無い可能性があるという事と言えるのだと思います。


 


むしろ、変形していても身体を動かして行くことで筋肉が関節を


支えることが出来るのではないか?と言えるのです。


 


実際、当院で今現在、側弯症を抱え腰や股関節の痛みに悩まれている


方と痛みからの脱却に向けた診療計画を進行中です。


この方は現役で仕事をされていた頃にも側弯症を抱えていたものの


痛みによる生活の悩みは無かったが、都合による仕事を休んだ結果


肩や背中、腰回り、特に股関節の痛みに悩んでいました。


しかし、硬直化していた脊柱、股関節の可動性を上げるための


施術と自宅で出来る各部へのストレッチやエクササイズを


積み重ねて行った結果、側彎のカーブが施術初期に比べると


大分緩やかになり、それに伴い悩まれていた各部の痛みも


小さくなって来ているとの事です。


ご本人も以前に比べると運動しやすくなった事は自覚しており


少しづつ筋肉も回復して来ている事に満足されています。


 


そうしてみると、ある程度の筋力があると身体の変形とは関係なく


痛みなどに悩む生活から解放される、この事は当院の様に


マンツーマンで身体の回復に向けた施術を行える整体院は


向いて居るのかもしれません。


在宅ワークや外出が少なくなった今の生活は注意!!

コロナウィルスの感染が拡大した現在


多くの方が外出を控えた生活を送る様になりました。


小さなお子様のいる家庭や高齢の方と生活されているご家庭等


誰かが感染することによって、家族が犠牲になるかもしれない状況では


仕方のない事かもしれませんが、外出と共に運動する事も以前と比べると


大いに減少している為に、健康の維持に非常に大きな問題を抱える


方が急増しています。


 


特に高齢の方々の場合、コロナ禍以前と比べて運動をする事が


半減した結果、自力で歩けなくなってしまっただけでなく


ボケ又は認識力の低下が大きくなってきた方も増えています。


 


運動神経と聴力、視力などの感覚器の性能は連動しています。


例えばですが、怪我をして入院してしまった高齢の方が


入院中にボケが発症してしまった等の話は聞いたことはありませんか?


 


脳も身体の器官の一部です、一日中何もすることなく横たわっているだけですと


筋肉と同様に機能を低下させてしまいます。


若い方でも二~三日寝込んでいただけでも、休み明けに体力がなくなった!と


感じることがあるのです、より長い時間、運動などによる刺激を与えられることなく


安静にしていることが正しいのか?


実際、多くの病院では内科の手術の終わった後であっても、出来る限り早く


自力でトイレに行くよう促されることがありますが、それらも治療後の


回復を早めるための所謂、愛のムチと言うわけなのです。


 


困ってしまうのは、在宅ワークで一日中自宅での業務に就かれている皆さんです。


20代の若者であっても、関係なく通勤の為に動いて居た歩行や


電車の中で揺られているのを耐えることなど毎日の通勤に伴う運動は


健康上、想定以上に大きな効果が合ったようで、最近の皆さまの


身体は、ご自身が思っているよりも酷く運動機能が低下しています。


 


通勤する事だけでなく、仕事の環境も事務所で使って居たデスクとイスの


組み合わせの方が自宅で床に胡坐をかいて入る状況よりも何倍も


身体への負担が少ないこと、これは在宅ワークを促されている皆さんが


既に自覚している通りで、肩コリ、腰痛等を意識したことのない年代の方も


身体の痛みに悩まれるようになるほどの破壊力があるのです。


 


適切な姿勢を取らなくても我々の身体は器用なので仕事をすることは出来ます。


しかし、負担の大きな姿勢は悪い意味での姿勢の定着を促すことが多く


例えば、スマートフォンの使いすぎや携帯ゲームの使いすぎた方は


首を大きく前に突き出したような姿勢で生活されています。


彼らの多くは首の痛みや肩のコリで悩んでいるのですが、首を前に突き出した


姿勢は整形外科的に言うと「ストレートネック」と呼ばれるもので


本来、人間の首は七つの骨が緩やかに弓なりになるよう積み重なったもので


あるのが、一直線、真っすぐに積まれた形状になった状態を言います。


弓なりに見える積み重なりは、頭蓋骨に対して垂直の衝撃を緩和するための


緩衝材、いわゆるサスペンションとしての機能を与えられている物が


その機能を放棄したものと言える状態となります。


 


歩行や走行などの運動する事自体が、私達人間に与えられている機能で


脊柱などの骨格は究極的には脳みそを守るための緩衝材となるはずのものが


その機能を発揮しない、しかし、運動エネルギーは間違いなく


脳を含む身体に負担を強います。


脊柱がサスペンションの仕事をしなければ、次は膝を含む下肢が運動時の


衝撃の緩和のための働きを強化します。


脊柱はしなやかに稼働することで衝撃を緩和していましたが


頭蓋骨の位置が前方にズレタため、それを支えるだけの柱として


機能するように役割を変えたため、首の骨を支える筋肉群は


常に非常に重量のある頭蓋を支えるための緊張状態に陥り


筋肉本来のしなやかに動作する機能を放棄します。


結果、筋肉内でのガス交換、つまり血液の循環などの機能が


低下してしまった事で大きなコリの元を作り、それらが


頚周辺や頭部外側への血行不良を促した結果、頭痛を併発する


原因となりうるのです。


 


また、膝を含む脚部も過剰に各関節での衝撃吸収のための緩和の


動作をする羽目に会うことで、股関節、膝関節、足関節(足首)や


土踏まず、拇指への負担は各関節への痛みの発生であったり


外反母趾の発症などを促すことになりえる訳です。


まとめ

目に見える外観の変形は痛々しく見えます。


それに悩まれることも当然ながら起こりえるのですが


多くは健全な身体であったものが気が付かない内に


正しくない姿勢での生活を続けていった結果、徐々に


変形の度合いを増し、復元不可になっていることもあります。


 


しかし、我々人間の肉体は本来様々な環境に順応することで


適応して来ているため、ある程度の変形でも受け入れる強さがあります。


但し、そのためには何もしないで良い訳では無く、筋肉や靭帯など


運動に纏わる器官を十分に使用することが求められるものなので


例えば、腰痛が出やすい方であっても日々ストレッチなどを含めた運動を


行うことで、背中や腰、足回りの筋肉を柔軟に使うことで腰痛を


起こしにくい身体にする事が出来ます。


勿論、全ての筋肉などをご自身だけで動かしたりケアしたりする事は


出来ません、動作のキッカケになる促しが必要になるのですが


それらを適切に行う事が出来るのは、私達整体師です。


 


長い間の正しくない生活習慣で固定されてきた姿勢上の不具合を


改善するには、私の力だけでは不十分です。


勿論、貴方だけでも不十分です。


私達が共に協力し一歩一歩、必要とされる事がらを積み重ねた結果が


痛みの無い生活を過ごせる身体作りに必須です。


 


その事を理解した上で、私が協力できるよう声をかけてください。


 


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