梅屋敷の整体・カイロプラクティックなら、うめやしき整体院
[平日]10:00~20:00 [土日祝]10:00~17:00
東京都大田区蒲田2丁目5−7 斉藤ビル1F
京浜急行線「梅屋敷駅」徒歩2分
[平日]10:00~20:00 [土日祝]10:00~17:00
東京都大田区蒲田2丁目5−7 斉藤ビル1F
京浜急行線「梅屋敷駅」徒歩2分
健康だより
2017.11.27
気温のより一層低くなる冬の季節は
温かいお風呂に入ると身体の冷えや疲れも取れ
気持ち良いまま、眠ることができますね。
お風呂には新陳代謝を上げる効果や肩コリ、腰痛、冷え性の
改善などの健康効果が高いので、疲れが酷い方は
時間をおしまずシャワーで済ますなどしないで、しっかりと
入浴されることの方がお身体の為になりますので
頑張って入浴しましょう!
ただし、入浴温度に少し気を遣うとより一層の効果が
見込めますので、以下の記事をしっかりお読みください。
お風呂に入るとそのお湯の温度で血圧・脈拍が上がります。
あまり高い温度や、冷え切った状態のお身体でお風呂に
入る時など、温度差が高すぎると血圧が急上昇するため
血管や心臓に負担を与えますので、お勧めできません。
お身体が冷えすぎている場合には、少しぬるめのお湯を
手足などの末端にかけてから徐々に中心に向けて
お湯をかけて行くと負担を軽減できますので、冬の
突然死などの危険が回避できます。
また、入浴中、お風呂の中でも汗はかきます。
この状態ではお身体が脱水状態になりますので
入浴前に一杯の水を飲んでおくと良いでしょう。
より安全なお風呂の入浴温度は41℃~42℃を
目安にすると健康効果が見込めます。
低い方の41℃では血圧・脈拍の上昇は抑えめで
リラックス状態を作る副交感神経が優位な状態になります。
この状態は免疫機能も活性化していますので風邪やウイルス
などに対する予防の効果が高くなります。
次に高い方の42℃では血圧・脈拍が上がりやすく
活動的な交感神経が優位な状態にあります。
この状態では新陳代謝が活性化しているため
疲労物質を取り去り、新鮮な血液を身体中に
行き渡らせやすくなっています。
但し、注意があります。
肩こり、腰痛などの筋肉の疲労を取るための入浴法としては
新陳代謝を上げるための42℃のお湯の方が向いて居ると
思われますが、逆でこの温度では筋肉も活性化して
活動するので、少し筋肉繊維が硬直する現象が起こるため
41℃のお湯に10分間程度入る方が、肩コリや腰痛の改善
には効果が高くなります。
疲労回復には、より多くの酸素を取りこむことで全身に
酸素と栄養素を送る必要があるため42℃のお湯に5分間。
お風呂の中では深呼吸をすることで蒸気を吸いこむと
気管支の交感神経も活性化し拡張しやすくなります。
冷え性の改善には低めの41℃のお湯に15分程度入浴する
事で、しっかりと身体を温めることが出来ます。
熱い42℃以上のお湯の方がより温めやすいのでは?と
思われるかもしれませんが、あまり高い温度で温め過ぎると
今度は発汗作用が活性化するため、汗で体温を低下
させられますので、長い目でみると41℃のお湯の方が
向いて居ます。
より身体を温めやすくするには、温冷交代浴が向いて居ます。
これは41℃のお湯に3分間入ったら25℃位の水(湯)を
手足に30秒間かけて冷ます、という温め→冷やしを3回
繰り返すと、温度差の影響により毛細血管の拡張と収縮が
多く繰り返されることで、血管のポンプ効果が高まり
血行を良くし、より一層身体を温めた状態を維持します。
普段からの身体のケアをより良くするためにも、しっかりとした
目的別の入浴を行っていただく事をお勧めします。