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コラム

背骨のある所の動きが肩コリ、腰痛を減少させ運動性能を上げる話

健康だより

2018.11.19

10月~11月は暑さも治まり寒さもまだまだなので

運動しやすい季節と言えます。

まさにスポーツの秋なのですが、久しぶりに運動をしてみると

イメージ通りに身体が動いてくれない!!

と、感じている方も少なくないのでは?と思います。

 

定期的にジムに行かれていたり、野球やフットサルなどの

集団競技が得意には方には解らないかもしれませんが

運動不足系の人間は、数年ぶりの運動のため各所の筋肉が

思うように動いてくれず

例えば、幼稚園(or保育園)の運動会にて親子参加競技の

徒競走なんかやってみたのは良いものの、残念な結果になる

方は実はすごく多いと思います。

今回の記事は、上記のようにならないための基礎知識と

捉えて頂ければ!と思います。

背骨の回旋運動の不良が動作性能を低下させて居た話

現代の日本では、多くの方が日常の生活で長時間に渡って


机に座っていたり、運転席に座っている生活をされています。


 


デスクワークや様々な教室での講座を聴講している場合


頚(頭)の回旋運動はあっても、胴体(脊柱)を捻じる動作と


いうのはそれほど多く取られていないと思います。


 


例えば、PCのモニタとキーボードを交互に見たり


学校の授業では黒板とノートを見合わせたりする行動は


かなり、多いものだと思います。


 


この時、頸椎、胸椎は頭を前方に落とさないよう


支えるため肩甲骨周辺や大胸筋周辺の筋肉と連動して


頭蓋骨を支え続ける動作を行うため、疲労度合いが


大きくなると肩コリや頭痛の発生源になります。


 


もちろん、腰椎も上肢全体を支えるために脊柱起立筋や


腰方形筋、大殿筋部の疲労の結果、腰痛になる事が


起き得る訳です。


 


一般的には、上記の様な姿勢では脊柱は大きく前方に向かって


屈曲(丸まってくる)しているので、猫背と呼ばれる姿勢に


なっています。


 


猫背をし続けると胸椎下部から腰椎にかけての脊柱の持つ


S字カーブのラインは乱れます。


脊柱のS字カーブは頭蓋骨を支える脊柱に上下動による


負担を軽減させるためのクッションの役割をするべく


与えられた構造なのですが、その構造的姿勢が失われた場合


替わりにクッションの役を担ってくれるのが膝を中心とした


下半身の動作になります。


 


この下半身がクッションの役割をしている場合の外見的な特徴は


膝関節、股関節の軽度の屈曲となります。


イメージしやすいのは高齢の杖を携えたご老人の姿です。


 


脊柱のクッションが役を果たしていないため、替わりに膝関節を


メインに上下動などに対応してくれるのですが、膝関節にそれ以上の


動作を行わせることが出来なくなった結果、すり足の様な


トボトボとした歩き方しか出来なくなるケースが大半を締めます。


 


そのような歩き方をしている方は股関節痛や臀部の筋肉の疲労による


坐骨神経痛、膝~くるぶし外側の酷い痛みによる軽減のために


当院に来院されるケースが多く見られます。


 


このように脊柱の硬直は動作の制限と痛みを伴う結果になるです。


手足の動作は連動する

元気に手をふる子供の行進


と、いうのは運動会などで見られる頬ましい光景ですが


大人になった我々が歩く時の腕の動き、足の運びは


子供たちの動作に及ぶことなく、ささやかな動作で


済まされています。


 


実際、肩関節は前方の動作では、水平位置を大きく超え


頭の上(垂直位置)にまで上げることが出来るのですが


後方に振り上げた場合ですと、恐らく45°位しか


上げられないと思います。


但し、これに肩甲骨の動作が加われば水平位置(90°)


まで上げることが出来ます。


この肩甲骨を同時に作動させるためには背骨全体を


捻じる動作が必要になります。


そのため、猫背姿勢の方は背骨を左右に捻じる動作は


苦手ですので、上手に腕を振り上げることが出来ない場合があるのです。


 


また、足の振り上げ角度はどうなのか?と言うと


股関節自体は90°の角度まで大腿骨を振り上げることは出来ます。


但し、それはイスに座るなど着席した条件下によるもので


立位(立った状態)になると、運動が十分で柔軟性のある方


で無い場合には90°の最大限度の可動域を確保することは難しくなります。


 


通常状態での振り上げ、特に無理無く足を振る角度としては


45°まで上げられレバ良い方でしょうか?


 


しかし、この角度も猫背姿勢で上半身が前屈(前方向に屈んでいる)


状態ですと上半身の屈んだ角度分、足を振り上げることの出来る


角度も低下してゆきます。


 


ですので、猫背で背中の丸まった高齢者の方は足を高く


振り上げることが出来ないため、地面のちょっとした


段差や凸凹にひっかかりやすいため、自宅で転びやすい


と言える訳で、足の振り上げ角度が小さいため、床面のちょっとした


にも躓きやすくなる事で怪我の発生の危険性が増す訳です。


 


不思議な事に腕を(肩甲骨ごと)大きく振り上げる動作を行うと


脚も大きく振り上げやすくなってくれます。


 


ですので、よく整形外科の先生が高齢の方の運動不足に対して


ウォーキングを推奨することが多いと聞くのですが


ただ、歩くのが少ないと言われれば今まで通りの歩き方で


距離だけ、または歩数だけを大きくカウントさせるのだ


と、思ってもしようが無い事で


実際には大きく手足を振って元気に歩いてください。


と、説明されることが大切なのです。


 


 


まとめ

まとめると、私達の文化的な生活において


仕事をしたり、勉強をしたりしているシーンでは


脊柱(背骨)は縦方向の負担を大きく受け


その負担を軽減するための運動を行われていない


事が身体の痛みの原因になっています。


 


また、年齢を重ねるとどうしても活発に


身体を動かすことが少なくなるのですが


少なくとも背骨に対して縦方向の上下動


横方向の捻じりの動きを加えてあげることで


腕や脚が本来持っている、動作許容範囲を


十分に動かすことが出来るハズなのですが


長い時間の反復的な姿勢の固定により


スムーズな挙動を回復させることが難しくされています。


 


簡単にはラジオ体操などを正しく、大きな挙動で


行ってくれるだけでも、身体の可動性の維持には


効果も期待できますが、セルフマッサージを含めた


自己による体操、ストレッチでは深い部分のコリ固まった


疲労の除去は効果的ではないため、定期的にジムに通っていたり


毎日体操を行っている方であっても、肩コリや腰痛などの


完全な回復は行えません。


 


ある程度は体調も回復しますが、完璧では無いため


ㇷとしたことで原因不明(に思える)痛みに


教われる可能性がゼロとは言えません。


 


確実なのは、日々のセルフケアに加え、定期的な


第三者(プロの施術者)によるメンテナンスを受けること。


 


適切なアドヴァイスは不意の体調不良なども事前に感知


出来る位に、自己の体調を理解を深めることが出来ます。


 


年齢に伴う、身体の弱体化に備えるならば早いうちに


メンテナンスパートナーを見つけることをお勧めします。


 


そして、そのパートナーとなりうるべく私も研鑽しております


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