胸郭出口症候群と診断され、腕のシビレに困っていたNさん|梅屋敷の整体・カイロプラクティックなら、うめやしき整体院

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胸郭出口症候群と診断され、腕のシビレに困っていたNさん

性別 女性
年齢 30代

就職し仕事を始めた頃から首周りから肩にかけてのコリに

悩むようになっていた、コリや痛みが強くなるとその都度

整体院や整骨院、鍼灸院での施術で痛みを納めていた。

 

引っ越ししたため、以前から通っていた整体院などに

行けなくなった事や、また仕事も忙しくなった事もあり

久しく身体のメンテナンスを疎かにしていたころ

左腕から脇、肩甲骨辺りに酷い痛みが発生。

数日様子を見たところ、左腕全体がシビレだした。

 

他の整体院での検査診断をお願いしたところ

胸郭出口症候群と診断される。

そこではシビレの縮小または改善が期待できなかった

との事から、改めて当院での施術に期待を

掛けられる事となった。

 

{施術前の状態}

最近の職業女性の姿勢にありがちな、長いPC作業に

順応した猫背、ストレートネック、巻き肩の姿勢的

特徴を備えており。

首周りから僧帽筋全域の緊張の度合いも高く

特にデコルテライン周辺、鎖骨回りや大胸筋の

力みが周囲の強い筋緊張を形成していた。

 

{施術の経過}

★初回では、上記で確認された各部筋肉の緊張が

もたらす左腕の動作に伴う痛みやシビレの確認。

現状の姿勢の確認と認識を共有する。

猫背と立位で確認された反り腰は放っておくと

常に脊柱の各所に歪みとその周辺に筋緊張を

高めてしまう修正を理解してもらい、足元から

骨盤~脊椎全域と異常に緊張している箇所の

筋緊張を緩め、猫背と巻き肩の原因である

姿勢の矯正に着手。

施術後、左腕周辺から首全域の施術を行い

左腕の動作確認を行う。

ここで首や肩のコリ、張りの低下と共に

シビレの減少を確認。

 

働く際の仕事環境の見直しと姿勢のチェック

今回の施術で確認された高く緊張する肩回りの

箇所についてのストレッチやエクササイズを

説明後、仕事の際に習慣化している筋緊張が

原因である事、初回施術の効果持続等を伝達し

初回の施術を終える。

 

★2回目(1週間後)

左腕のシビレについて、起床してから様々に

活動している間は意識することも無くなっていた。

但し、寝転んでいたり安静にしていると徐々に

シビレも認識されるようになった。

施術対応としては初回とほぼ同じ。

シビレも含め首や肩回りのコリ、張り等を

軽減するストレッチ等、前回伝えられなかった

身体の使い方を伝達する。

★3回目(1週間後)

左腕のシビレについて、2日前までシビレの

発生は無かった。ただし2日前からは2回目の

施術を受ける前と同様に活動していると

シビレは無いが安静、または活動していないと

シビレが現れた。

※仕事中のPCに向かっているとジワリとシビレる。

★4回目(1週間後)

今週は仕事も忙しくなった事もあり、前回までよりも

早くシビレが戻ってきた。

★5回目(1週間後)

仕事の波も通常通りに戻った事もあり、シビレを認識

するまでの期間は5日ほど掛かるようになる。

★6回目(1週間後)

仕事に集中すると、シビレ発生する。

今回は首の付け根のコリが気になるようになる。

★7回目(2週間後)

肩のコリとシビレ発生するものの痛み等のレベルは

軽減してきた。

★8回目(3週間後)

肩こりし易い事は変わらないものの、左腕のシビレは

無くなる。

以降は1か月スパンの定期メンテナンスに以降。

 

{施術者よりのコメント}

仕事の忙しさレベルによって首や肩のコリや張りも変化するし、

疲労の限界まで働くと腕のシビレが心配になる事を理解された

ため、日々のエクササイズと身体の休め方を改めて指導

しています。

最近では多くの女性がPCを前に長い時間微動だにせず

働き続けています。

仕事の際に使用されているPCもノートタイプが多く

キーボードがコンパクトで、皆さんの肩幅より狭い

道具を使用している事で、どうしても腕を内側に

巻き込むような姿勢を長時間取られます。

この事で、肩甲骨の位置が身体の前側に引き寄せられ

また、幾分大きくなって来たとは言えPCのモニターを

覗きこんで仕事をしていると、どうしても頭が

PCに引き寄せられ、結果として首を前方に突き出す

ストレートネックと巻き肩がセットとなり胸椎を

前方に折れ曲がらせた、いわゆる猫背姿勢になります。

 

ストレートネックと巻き肩、猫背はそれぞれが

独立したものではなく、それぞれが組み合わさる事で

よりそれらの状況を悪化させます。

ストレートネックは首のコリや痛みは勿論ですが

頭痛、めまい、耳鳴りや噛み締め、歯ぎしりの原因に。

巻き肩は肩こり、背中の痛み、今回の主訴である

胸郭出口症候群による腕のシビレの原因に。

猫背は首のコリ、痛み、肩こりや痛みの原因は勿論ですが

肋骨の動作を脊椎が押さえつける姿勢になるため

疲れやすさや胃腸の働きにも悪影響を与えます。

また、将来的に背中が折れ曲がった様な年配の方々が

いらっしゃいますが、それらの方々の様な姿勢になる

予備軍になっている事もお忘れなく。

 

大げさに聞こえるかも知れませんが、たかが肩こり、腰痛

であっても、それらが悪化した際に耐えがたい痛みと

付き合わなくてはならないか?のきっかけになりえますので

大人になり、様々な業種に就かれ、それらの業務による

疲労を認識されるようでしたら、迷うことなくお身体の

メンテナンスを行うようになさってください。

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