ストレートネックによる肩こり、頭痛の発生|梅屋敷の整体・カイロプラクティックなら、うめやしき整体院
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東京都大田区蒲田2丁目5−7 斉藤ビル1F
京浜急行線「梅屋敷駅」徒歩2分
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健康だより
2018.02.26
ストレートネックとは、本来頭(脳)を支えるための柱である
頸椎が、その役割をまっとうするために持っているクッションとしての
緩いカーブの配列が、スマートフォンやタブレットなどを長い時間
見降ろして使用した事により、クッションとしての機能を失われてしまった、
頸椎が伸びた直列の配列のことで
首の周りの筋肉と僧帽筋上部、斜角筋などの肩につながる筋肉が
必要以上に負荷を受けるため、硬直した筋肉による神経の圧迫が
肩こり、頭痛、めまい、手や腕のしびれの原因になっています。
正しい姿勢の場合、頭蓋は脊柱の真上に乗っているため
骨格の構造的な強度により、負荷を感じない状態になります。
これに対し猫背などの、正しくない姿勢の場合。
例えば頭が前方に2cm傾くと頭蓋を支えるために
必要な筋力は正しい姿勢の2倍になります。
更に傾きを大きくし、4cm傾くと負担は
正しい姿勢の5倍になります。
もちろん、筋力的な負荷以外にも正しい姿勢を確保
できない状態では脊柱が本来持っているS字カーブの
流れを乱すことになり。
猫背や反り腰など、肩甲骨周辺のコリを含めた痛みの
原因であったり背中から腰にかけての背面のハリや痛み
の原因にもなっています。
また骨格の乱れは、内臓や血管の配列にも影響を
生じさせ。
血行不良や消化不良にも影響されると言われています。
ストレートネックはスマートフォンの発売から一気に
罹患者数を増大させて来ているのですが、以前から
姿勢における問題にもなっていました。
大人においては、仕事の際に使用するOA機器の変化が原因にあり。
以前のデスクトップ型PCは操作するキーボードとモニターを
別に配置する事が出来たため、比較的正しい姿勢を維持しやすかった
のですが、近年では社員各人にノート型PCが支給されているため
作業中の目線がデスクトップ型PCに比べて20cm近く下がることになり
結果としての猫背などが生み出される環境になってしまった。
子供たちにもストレートネックの影響があり、任天堂3DS等のような
携帯式ゲーム、カードゲームなどへの熱中による姿勢の悪さが見受けられます。
もちろん、学習塾などへの通学で、勉強机に噛り付く姿勢での猛勉強も
影響が大きく、年齢の若い頃から正しい姿勢を取っていない事により
正しい姿勢が分かっていない事も原因にあるのかもしれません。
仕事や勉強に集中すると姿勢に意識を持ってゆかせることが
難しくなるため、仕事などの合間にご自身の身体をストレッチ
させるなどの対応がより必要になります。
そう言った点で推奨するストレートネックの予防、及び解消に
ついては以下の項目をご確認ください。
1)顎出し体操→座った状態で、頭を前方に突き出します。
一杯に突き出したら、10数えて
今度は顎を水平にまっすぐ引いて行きます。
頭の前後へのスライドを3~4回行い
顎を引いたところから肩の力を抜いて終わりです。
2)スマートフォン使用時の姿勢の変更→スマートフォンを持つ手の
肘を軽く胴体に付け、肘を直角に曲げて手を顔面に
近づける。
3)定期的(1~2時間に一度)後頭部(頭の付け根)辺りのマッサージを行う。
親指を使ったり、テニスボールなどを使ってもほぐす。
4)帰宅後、ゆっくりお風呂に浸かる。
もちろん、頸椎の乱れは全身の筋肉も連動させて調子を取っているため。
首や肩の周囲だけでなく、腰や足の先までも含めた全身の整体を受けることをお勧めしています。