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コラム

深呼吸で大概の上半身の辛さをしのげる

その他

2021.04.12

普段の生活の中、深呼吸をする事はありますか?

多くの方は、各種スポーツの準備としてラジオ体操を行ったり、呼吸を整えると言ったことから深呼吸を行う事があるとは思いますが、一般的な生活をされる方々においては、ほぼほぼ行うことが無いのではないでしょうか?

しかし、運動だけでは無く仕事や勉強の前などのデスクワークにおいても深呼吸の動作というものは行っておいて無駄がなく、むしろ推進して行って欲しい体操だと思って頂きたいのです。

深呼吸の効用

深呼吸、通常の呼吸と比べてより大きく、深い呼吸の事。


大きな呼吸というものはより多くの酸素を体内に取りこむことが出来るのですが、この大きな呼吸というものは単純に空気、酸素を取りこむだけでは無く、気持ちを落ち着かせる効果がある事が分かっています。これらは例えばヨガやシステマなどにおいては精神を落ち着かせる準備の身体の操作の為に重要視されている行動と言われていますし、身体をリラックスさせることで過分な力みが抜けるため、急激な動作の中においても大きなケガなどを負わない様にする効果も見込めます。


ですので、何かの事柄に向かう前に深呼吸を行うルーティーンを作っておくと、様々な場面において内面を落ち着かせる事で、失敗しにくくなる、かもしれません。


深呼吸に頭痛や肩コリが取れる?

深呼吸を行う上で取り組んで頂きたいことは、ただ大きく呼吸を行うのではなく全身を使って行うようにして頂きたいのです。


なぜならば呼吸において、肺を酸素を取りこむことで大きくする動作を行うためには十二対ある肋骨の開閉における動作が不可欠である事。


その肋骨の開閉の動作には脊柱(背骨)の動作が必要であるからです。


通常、呼吸を行う際、横隔膜と各種の胸筋の開閉が呼吸を促してくれます。この時、肺や心臓を守るために展開されている肋骨が胸筋により引かれることで胸が大きく動作するのですが、デスクワークなどで上体が前のめりになっていると頭部を支えている胸椎部が肋骨の開閉動作を制限することで呼吸に必要な肋骨の動作ストロークが小さくされることで、本来取りこまれるべき酸素量を取りこむことが出来なくなるという弊害を齎しています。


また、この胸椎の前傾による被害としては間違いなく、頸椎(頚)を支える筋肉群が頭部を前傾による位置異常を食い止めるため、過大に筋力を浪費することと筋緊張による血行不良が頚や肩回りのコリの原因となりますし、筋緊張により頸部の神経が圧迫されることで視神経、聴覚神経の異常に伴う視力,聴力異常も引き起こされることが判明しています。


つまり、深呼吸を行うという事は上半身の前傾したままであった姿勢を解除し頭部の位置を正しく引き起こすことを行う事で、頸部の過緊張を抑制し頚周りの筋肉への血流を促した結果として頭痛や耳鳴り、目の奥の痛みの軽減や肩コリも鎮静化させることが見込めるのです。


 


まとめ

より効果的な深呼吸は、最大限に大きく腕を伸ばしつつ呼吸を行う事。


その際、手の平の向きや垂直、水平方向にキッチリと腕を展開させることで肩関節や肩甲骨周辺の筋肉に対してのストレッチ効果も見込まれますし、腕の重量により引き伸ばされる大胸筋、僧帽筋上部、後背筋群が過緊張から解放されることで更に広い呼吸の効果を獲得することが出来ます。


腕や肩甲骨を連携した動作は結果として背中や胸の筋緊張を取り去り、猫背からの姿勢改善に向けた効果も見込めます。


首回りの辛いコリ、慢性的な肩コリでお悩みの方には施術後の稼働させやすくなったお身体をより維持しやすくするメンテナンスするため、細かな動作における注意点をあわせてレクチャーさせて頂いて居ますので、どうぞ呼吸しやすい身体をお求めの方はお声かけください。


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